突然の雨に備えてカバンに1本忍ばせておきたい折りたたみ傘。けれど、いざ広げてみると「肩やリュックが濡れてしまう」「顔まわりしか守れない」と感じたことはありませんか。そんな不満を一気に解消してくれるのが大きいサイズの折りたたみ傘です。近年は親骨65cm~70cmの大判タイプでも、軽量素材や自動開閉機構を採用することで、携帯性と実用性を両立したモデルが続々登場しています。この記事では、レインウェア・雨具を愛用する読者の皆さまに向けて、大きい折りたたみ傘の選び方から注目モデル、長く使うためのお手入れ方法まで、まとめてご紹介します。
大きい折りたたみ傘が選ばれる理由
一般的な折りたたみ傘は親骨50cm~55cm程度が主流で、直径にすると約90cm前後。これは女性や子どもであれば十分カバーできるサイズですが、男性や荷物の多い方、リュックを背負う通勤・通学シーンでは肩や背中まで守り切れないケースが多くあります。そこで注目されているのが、親骨60cm以上の「大きい折りたたみ傘」です。直径にして100cmを超えるモデルも多く、長傘に引けを取らない安心感が魅力です。
折りたたみ傘はバッグに常備しておけば、急な雨でもあわてずに対応できるのが最大のメリット。そこに「大きさ」というプラス要素を加えることで、雨の日の快適性は格段に上がります。通勤時のスーツや革靴、ビジネスバッグを雨から守りたいビジネスパーソンはもちろん、子どもと並んで歩くパパ・ママ、アウトドアや旅行で使いたい方にも、大判折りたたみ傘は強い味方になってくれます。
大きい折りたたみ傘を選ぶ4つのポイント
1. 親骨サイズで使い勝手が決まる
傘のサイズは「親骨の長さ」で表されます。折りたたみ傘の場合、親骨60cm前後が大判の入り口。65cmになると身長170cm前後の男性でも肩が濡れにくく、70cmは身長175cm以上の方やリュック通勤の方にぴったりです。ご家庭で2本持っておくなら、ご夫婦で共有しやすい60~65cmが汎用性に優れています。小学生以上のお子さまと並んで歩く機会が多いご家庭にも、大判サイズは重宝します。
2. 軽さと携帯性のバランス
「大きいのに軽い」は、最新の折りたたみ傘を選ぶ上での重要なキーワード。かつては大判タイプというと400g前後が当たり前でしたが、今はカーボンファイバーやグラスファイバーを骨に採用することで、250g前後、なかには200gを切る超軽量モデルも登場しています。毎日持ち歩くなら300g以下を目安にすると、カバンへの負担を感じにくくなります。収納時の全長も大切で、25cm前後ならA4サイズのビジネスバッグにもすっきり収まります。
3. 骨の本数と耐風性
強い風の日に裏返ってしまう、骨が折れてしまう、というのは折りたたみ傘にありがちなトラブル。これを避けるには骨の本数が8本以上のモデルを選ぶのがコツです。さらに、骨の関節部分に耐風構造(裏返っても自然に元に戻る構造)を採用しているモデルなら、突風の多い街中や駅のホームでも安心して使えます。ビル風の吹くオフィス街では特に、この耐風性能が体感的な満足度を大きく左右します。
4. 開閉方法とハンドルの握りやすさ
雨の中で片手がふさがっていても、ワンタッチの自動開閉ならスムーズに対応できます。子どもを抱っこしたり、買い物袋を提げたりする場面で真価を発揮する機能です。ハンドル形状も見逃せないポイントで、ラバーグリップはしっかり握れて滑りにくく、ストラップ付きなら手首にかけて落下を防げます。逆にスリムな直柄は収納時にかさばらず、見た目もすっきりします。
65cm・70cm、どちらを選ぶ?
大判折りたたみ傘の中心サイズはやはり65cmと70cm。65cmは万能サイズとして中学生から高齢者まで幅広く使え、バッグに入れた時の収まりもよく、重量も抑えやすいのが魅力です。一方70cmは、身長175cm以上の方や大きめのリュックを背負う方、横幅のあるアウターを着るシーンで真価を発揮します。ぽっちゃり体型の方、ゴルフや釣りで道具を雨から守りたい方にも70cmがおすすめ。「迷ったら65cm、安心感重視なら70cm」と覚えておけば選びやすくなります。
大きい折りたたみ傘のおすすめモデル
ここからはAmazonや楽天で人気の大判折りたたみ傘を、特徴別にご紹介します。どのモデルも日常使いで満足度の高い実績があるものを厳選しました。
Wpc.(ワールドパーティー)IZA Type Automatic & Safe 65cm
傘専門ブランドとして高い知名度を誇るWpc.のフラッグシップライン「IZA(イーザ)」。親骨65cmの大判サイズながら、重量は約280g台に抑えられ、自動開閉機能を搭載した扱いやすい一本です。安全ロック機構により、閉じる際に指を挟みにくい設計になっているのも嬉しいポイント。シンプルなブラックやネイビーを中心に、ビジネスシーンにも自然になじむカラー展開が揃っています。グリップはラバー素材でしっかり握れるため、強い雨風の中でも安定感があります。
mabu(マブ)ハイスペック自動開閉折りたたみ傘 AUTO 70
東京の老舗傘メーカーが手掛けるmabuシリーズの中でも、親骨70cmの超大判モデルとして人気を集めているのがこの一本。直径は約122cmにも達し、長傘に迫る安心感があります。自動開閉で片手操作ができるほか、耐風仕様で風速20m/sに耐える強度テストをクリア。生地には高密度のポリエステルを採用しており、撥水性能も長持ちしやすい構造です。重量は400g前後とやや重めですが、サイズと耐風性を優先したい方には有力な選択肢になります。
Amvel(アンベル)VERYKAL LARGE 65cm
「持っていることを忘れる軽さ」で注目を集めているAmvelのラインナップ。VERYKAL LARGEは親骨65cmの大判ながら重量約220gという、驚異的な軽さを実現したモデルです。骨には軽量かつ強度の高い素材を採用し、シャフトにもこだわって徹底的に重さを削っています。折りたたんだ時の全長も約26cmとスリムで、小さめのトートバッグにも収まりやすいサイズ感。毎日カバンに入れておきたい方にぴったりの軽快な一本です。
Knirps(クニルプス)T.220 セーフティビッグ
ドイツ生まれの老舗傘ブランドKnirpsは、折りたたみ傘の元祖とも言われています。T.220 セーフティビッグは親骨67cm級の大判モデルで、自動開閉機構「セーフティシステム」を採用。子どもや女性でも安全に開閉できるよう、閉じる際の衝撃を抑える工夫が施されています。グリップは手にフィットする独特の曲線デザインで、長時間持っても疲れにくい設計。無地からストライプ、ドットまで個性的なカラーバリエーションが豊富に揃っているため、雨の日のコーディネートを楽しみたい方にも好評です。
小宮商店 超軽量カーボン 折りたたみ傘 65cm
日本橋発の傘専門店が手掛ける、職人仕立ての一本。骨と中棒にカーボン素材を採用することで、親骨65cmの大判でありながら約150g台という超軽量を実現しています。生地は東レ高密度織物「ミクロパッチ」を使用し、撥水性の持続性にも定評あり。シンプルで飽きのこない無地のデザインは、ビジネスシーンにもカジュアルにも合わせやすく、ギフト需要も多い名品です。長く使える質感とメンテナンス性を重視したい方に向いています。
無印良品 自動開閉式 折りたたみ傘 約65cm
シンプルで生活になじむ無印良品の大判折りたたみ傘。親骨約65cmで自動開閉機構を搭載しながら、手に取りやすい価格帯が魅力です。グリップは真っ直ぐなシンプル形状で、収納時のコンパクトさを追求。骨は8本構造で耐風性もしっかり確保されています。ブラックやダークグレーといった落ち着いたカラーで、男女問わず使いやすいデザイン。まずは大判折りたたみ傘を試してみたいという方の入門機としてもおすすめです。
バックヤードファミリー(BACKYARD FAMILY)大判自動開閉折りたたみ傘 70cm
楽天市場などで展開されている人気ブランドの中でも、コストパフォーマンスに優れる70cm大判モデルとして定評があります。自動開閉機能、8本骨、耐風構造、撥水加工というフル装備で、価格は3,000円前後と手が届きやすい設定。重量は約360gとやや重めですが、サイズと機能のバランスは優秀。予備傘として会社やクルマに置いておくのにもちょうどいい一本です。カラー展開も豊富で、家族それぞれに合わせて選べます。
サンリーフ(sunleaf)晴雨兼用 折りたたみ傘 60cm
晴雨兼用タイプの大判折りたたみ傘として人気なのがこちら。親骨60cmのしっかりしたサイズ感で、UVカット機能と遮光機能を兼ね備えています。雨の日はもちろん、強い日差しを和らげる日除けとしても活躍。生地の裏面にはブラックコーティングが施されており、照り返しの光もカットしてくれます。重量は約280g前後で、バッグに常備しやすい軽さもポイント。一本で雨・晴の両方をカバーしたい方に最適です。
ユニセックス 耐風グラスファイバー折りたたみ傘 65cm
Amazonで高評価を集めている汎用モデル。親骨65cm、8本骨の耐風構造で、グラスファイバー製の骨により強風下でも変形しにくく設計されています。撥水コーティングが効いているため、広げたあとに軽く振るだけで水滴が落ちやすく、乾きも速いのが特長。価格も比較的リーズナブルで、初めての大判折りたたみ傘として選びやすい一本です。ブラック系のシックなカラー展開で、男女問わず使いやすいデザインになっています。
シーン別・大きい折りたたみ傘の使い分け
通勤・通学で使うなら
毎日カバンに入れて持ち運ぶなら、軽さと収納サイズを最優先に考えましょう。250g前後、全長25cm以内のモデルなら、A4ノートや弁当と一緒に入れても負担になりません。ビジネスシーンでは黒・ネイビー・チャコールなど落ち着いたカラーが安心。自動開閉機能があれば、駅のホームや車の乗り降りでもスマートに使えます。
子育て世代のパパ・ママに
お子さまを抱っこしたまま傘を差すシーンでは、自動開閉機能付きの65cmサイズが大活躍。ベビーカーを押す時も、子どもの肩まですっぽり覆える大きさが安心につながります。グリップにストラップが付いているモデルなら、手首にかけて片手を自由に使えるので便利です。明るいカラーやチェック柄を選べば、雨の日の外出が楽しくなります。
アウトドアや旅行に持っていくなら
キャンプ場や観光地では、天候が急変することも少なくありません。70cmの大判で耐風仕様なら、雨風の強い環境でも心強い相棒になります。晴雨兼用タイプを選べば、夏の観光地での日よけとしても活用可能。リュックのサイドポケットに収納できるスリムタイプだと、荷物の中で邪魔になりません。
車移動がメインの方に
ドアtoドアの移動が多い方には、ワンタッチ自動開閉の便利さが際立ちます。車の乗り降りの短い間でも、片手でサッと開閉できるのは大きなメリット。車のドアポケットや助手席に置いておけるコンパクトサイズが適しています。大きめサイズを選べば、ショッピングの帰り道に荷物をしっかりガードできます。
長く使うためのお手入れとメンテナンス
使った後は必ず乾かす
折りたたみ傘の大敵は、濡れたまま放置すること。使用後はしっかり広げて陰干しし、骨や生地を完全に乾かしてから収納するのが基本です。湿気が残ったままカバンに入れてしまうと、内部でカビや雑菌が繁殖し、独特のニオイやサビの原因になります。帰宅したら玄関先で広げておく習慣をつけておきましょう。
撥水性能を復活させるコツ
長く使っていると、生地の撥水性が落ちて水滴がなじむようになってきます。この場合はドライヤーの温風を生地全体に軽く当てることで、撥水加工のコーティングを再活性化できる場合があります。また、市販のフッ素系防水スプレーを定期的に吹きかけることでも、撥水性を長持ちさせられます。スプレーは屋外で十分に乾燥させてから使いましょう。
骨の緩みは早めに対処
開閉を繰り返すうちに、骨の接続部にガタつきが出ることがあります。軽度なものであれば、精密ドライバーでネジを締め直すだけで改善します。大きく曲がってしまった場合は、無理に直そうとせず、傘の修理を受け付けている専門店やブランドのアフターサービスを利用するのがおすすめ。良い傘ほどパーツ交換で長く使える設計になっています。
収納袋も清潔に
意外と忘れがちなのが収納袋のお手入れ。雨を吸った傘を入れっぱなしにすると、袋の内側にも湿気とニオイがこもります。定期的に手洗いするか、吸水タイプの袋に買い替えるのも一つの方法です。最近は濡れた傘をすぐに収納できる「マイクロファイバー製の吸水カバー」も人気で、電車内やバッグ内をぬらさずに済む便利アイテムです。
大きい折りたたみ傘と上手に付き合うコツ
大判サイズは使い勝手が良い反面、閉じた時に一般的な折りたたみ傘よりも少しだけかさばります。そこで意識したいのが、自分のライフスタイルに合った収納方法を持つこと。通勤バッグには専用の傘ホルダーを付ける、玄関には傘専用のラックを用意する、車にはマット付きの傘ケースを常備する、といった工夫で、大判傘の使い心地がぐっと快適になります。
また、雨の日だけでなく晴れの日にも日除けとして使える晴雨兼用タイプなら、1本で役割を果たせるため、荷物の軽量化にもつながります。レインブーツやレインコートと組み合わせれば、雨の日の足元から頭上までトータルで守れる装備が完成。お気に入りの傘を持つと不思議と雨の日が少し楽しみになり、外出のモチベーションが上がるものです。自分のスタイルに合う一本を、じっくりと選んでみてください。
まとめ
大きい折りたたみ傘は、親骨サイズ・軽さ・耐風性・開閉方法という4つの軸で選ぶのが失敗しないコツ。特に65cmは万能サイズとして幅広い層におすすめでき、70cmは身長の高い方や荷物の多いシーンに最適です。自動開閉機能や耐風構造を備えたモデルを選べば、日々の雨対策が一段と快適になります。自分の使い方に合った一本を見つけて、雨の日のストレスを軽減しましょう。
折りたたみ傘 大きいサイズの選び方とおすすめモデルをまとめました
今回は、大きい折りたたみ傘の魅力と選び方、人気モデルの特徴、シーン別の使い分け、お手入れ方法までを総合的にご紹介しました。大判タイプは肩やリュックをしっかり守れる安心感があり、軽量モデルを選べば毎日の携帯にもぴったり。Wpc.や無印良品、Amvel、Knirps、小宮商店など、個性豊かなブランドから自分のライフスタイルに合う一本を選べるのが今の折りたたみ傘の楽しさです。梅雨やゲリラ豪雨、夏の強い日差しにも頼もしい大判折りたたみ傘で、雨の日も快適にお過ごしください。











